成長ホルモンについて

2016.02.15成長ホルモンについて

成長ホルモンとは

今回は、成長ホルモンについて解説していきたいと思います。

人の体内から分泌される成長ホルモンは人成長ホルモンと言います。英語では、”Human Grouwth Hormone”と良い、略してHGHとの呼び方もされます。

主に、視床下部の脳下垂体を中心として分泌されますが、他のホルモンも含めると、甲状腺、副腎、生殖器、膵臓、消化器、胃腸、心臓血管、脂肪や神経系など、体の様々な部位で作り出されます。

構成は、191個のアミノ酸から成り立っているのです。

成長ホルモンの主な働きは、標的器官に分泌されることでその組織の成長を促す事と、代謝をコントロールする事です。これらは、成長ホルモンの信号を受信する事ができる受容体の存在が必要で、この組織に働きかけを行う事で、成長や代謝が促進されます。

・身長を伸ばす

骨の骨端線に働きかける事で、骨を成長させる事ができます。

骨端線に成長ホルモンが働きかけ、そこから、破骨細胞が骨を溶かし、カルシウムやコラーゲンを分解して、骨芽細胞が現れてコラーゲンで鉄骨を作り、次にカルシウムが付着する事で骨が成長します。骨端線が閉じてしまっている場合は、身長を伸ばす事はほぼできません。

・バストアップ

女性であれば、バストのラクトゲン受容体に働きかける事で、バストの成長に関わってきます。

また、組織の成長だけではなく、代謝を促進する働きもあり、脂肪細胞が燃焼しやすくする働きや細胞の結合を強くする働きなどがあるほかに、病気への免疫力をあげたり、筋肉をはじめとする細胞の修復をしたりなど、私たちの体がより健康になる上でとても重要な役割があります。

 

・筋力アップ

トレーニングを行ったてから15分後くらいに、脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、遺伝子に働きかけてタンパク質を合成します。

トレーニング終了後から約2時間を目処に、筋肉の再合成が行われて、筋肉がつくという仕組みです。

ウエイトトレーニング加圧トレーニングなどをしないと成長ホルモンは出ません。

成長ホルモンは、体の細胞を活性化させることや、体の恒常性を維持する上でも重要な存在です。

様々な効果のある成長ホルモンをトレーニングをする事で出していきましょう!

 

 

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