棘下筋について

2015.11.22未分類、肩こりに効くストレッチ

棘下筋は、棘上筋・肩甲下筋・小円筋と共に、回旋筋腱板（ローテーターカフ）と呼ばれています。肩甲骨の下部を探ってみると、触診することが出来ます。肩関節の異常の場合、棘上筋と共によく疑われるのが、この棘下筋です。外旋して痛みが出る場合や内旋でのストレッチでの伸長痛は、この筋に異常が考えられます。五十肩が疑われる場合は、この回旋筋腱板の異常もなく、更に整形学検査的には、なんら異常が見当たりません。拘縮が出現すると、これらの筋肉に痛みが出る事は多いです。

 

棘下筋の起始・停止

【棘下筋の起始・停止】

（起始）

肩甲骨の棘下窩に付着。

（停止）

上腕骨の大結節に付着。

【棘下筋の主な働き】

肩関節を外旋する。肩関節を伸展する。

 

 

棘下筋のストレッチ

１姿勢を真っ直ぐにする。

２伸ばす方の腕を腰に当てる。

３反対側の手で肘を引き寄せる。

 

ポイント

・腰にしっかりと手を固定する

・体が丸まらないように

棘下筋をほぐすことで得られる効果

・腕のしびれの緩和

・四十肩の改善

・肩の関節可動域の改善など