産後の骨盤矯正について

2016.03.28未分類

今回は「産後の骨盤矯正」について解説していきたいと思います。

１・妊娠中の骨盤の状態

妊娠をすると、脳からリラキシンというホルモンが分泌されます。リラキシンが出ると、骨盤周辺の骨や、骨をつないでいる靭帯が緩んでいきます。

産後の骨盤

ただ、骨盤が開きやすくなったとはいえ、赤ちゃんの頭の大きさは直径で約１０㎝もあります。 ソフトボール（３号サイズ）くらいと思っていただければイメージしやすいと思います。

ソフトボールが通るわけですから、骨盤は広がってしまいますし、痛いのも当然です。女性には頭があがりません。

骨盤が開いたままだと、どうなってしまうのか。開いたままという事は、そこに付着していた筋肉が通常の働きを起こせないということです。

　　　　　　　　　　　　筋肉が正常に働かなくなると、運動機能が低下したり、様々な影響がでます。そして、脂肪細胞はツムツムみたいなものなので、崩れた所に脂肪細胞が集まってきます。

その結果、開いた骨盤の周辺に余分な脂肪がつきやすくなります。特におしりや太ももなど下半身が太くなったといわれる方がとても多いのも、この現象が起きているからです。

妊娠によってスタイルが崩れてしまった、太ってきた、身体が前よりも動きにくくなった。などのお悩みがある方は、骨盤の位置を正常に戻す必要があります。

骨盤矯正という言葉をよく聞くと思います。骨盤矯正は骨盤の位置を本来あるべき正常な位置に戻す施術の事を言います。では、どうやるか？硬くなってしまっている筋肉に柔軟性を持たせ正常の位置に戻す。と言ったものがほとんどです。

それだけでは、ダメなのです。

筋肉に柔軟性を持たせても、骨盤回りの筋力が弱ければ、結局また形は崩れていきます。

ダイエット中は、過度な小食が続いてしまったりなど、痩せる為の努力が、筋力を低下させる原因となり、不健康で見た目の悪い身体を作ってしまいがちです。

お腹周りをキレイにするには、骨盤を正常な位置へ戻す必要があるということです。

産後の姿勢

骨盤の傾きや歪みは、姿勢にもかかわってきます！ 美しい身体をアスピレストで一緒に作りましょう！