意外と多い！？子宮内膜症

2019.03.02パーソナルジム、生理について

こんにちは！パーソナルジムASPIの酒井です🌞

 

今回は女性特有の病気についてご紹介させていただきます。

 

みさなん「子宮内膜症」という名前は、聞いたことありますか？

 

女性であれば、聞いたことがあるという方もいると思います。

実は、この病気は意外となっている女性の方が多いんです。

実は、私も「子宮内膜症」と診断されています。

 

女性会員の方の中にも何人かいらっしゃいます。

 

「え！？大丈夫なの？」

「子宮の病気でしょ？妊娠に問題があるの。。。？」

 

という風に、女性であれば誰しもが不安に思われるかと思います。

 

そこで！！今回は「子宮内膜症」について詳しくご説明させていただきます^ ^

 

ぜひ今回の投稿を読んで、インプットしていってください^ ^

 

 

 

 

子宮内膜症とは？

子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にだけ存在する子宮内膜が、子宮の内側以外の場所にできてしまう病気です。

 

子宮の内側以外の場所にできてしまった内膜も、本来の子宮内膜と同じように、生理と同じサイクルで女性ホルモンの影響をうけ、増殖や出血を繰り返してしまいます。

 

本来、子宮の内側からはがれ落ちた子宮内膜組織は、月経血として腟から体の外に流れ出ていきますが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜組織は腹腔内にとどまり、炎症や痛み、癒着の原因になります。。。

 

また、不妊の原因になっていることもあります💦

 

 

 

○どこにできてしまうの？

発生場所によって、

・腹膜病変

・卵巣子宮内膜症（卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)）

・深部子宮内膜症（ダグラス窩(か)

・深在性子宮内膜症）

・他臓器子宮内膜症

の4つに分けられます。

 

【骨盤内に発生するもの】

→腹膜病変・卵巣子宮内膜症・深部子宮内膜症

子宮内膜症が最も多く起こるのは卵巣です。

 

※チョコレート嚢胞🍫※

卵巣内に発生するとチョコレート様の古い血液がたまって卵巣が大きく腫れ、嚢胞(のうほう)ができるため「卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)」と呼ばれています。

この嚢胞(のうほう)があると、不妊の原因になるばかりか、大きくなって破裂すると吐き気、激しい下腹部痛に襲われることもあります。

 

 

【骨盤外に発生するもの】

→他臓器子宮内膜症

子宮以外の腸、肺やへそ、腟、外陰部、リンパ節などに発生するので「他臓器子宮内膜症」と呼ばれています。

 

ときには手術（帝王切開など）の傷跡に発生することもあります。

 

 

 

症状とは？

子宮内膜症の症状は、いくつかあり出る症状も個人差はあります。

・下腹部痛

・生理以外の下腹部痛や腰痛

・過多月経（出血量が多く、夜用でも足りない）

・吐き気や嘔吐

・下痢

・性交痛

・不妊

などがあります。

 

上記がとてもメジャーな症状となります。

他にも貧血、なかには微熱が出る方もいらっしゃいます。。。

 

 

 

治療方法！

【鎮痛剤】

→腹痛などの生理痛（月経痛）が、以上に強く日常生活に支障きたす場合は服用をオススメします。

 

ドラッグストアで簡単に購入できます^ ^

症状が出る少し前に服用しておけば、痛みもないです。

 

※しかし、これら鎮痛剤は単に痛みを一時的に和らげるだけの効果しかありません💦

内膜症そのものを治療したり、内膜症の進行をくい止める効果はありません。

 

 

 

【ホルモン療法】

・低容量ピル

→とてもメジャーな薬なので、皆さんご存知だと思います。

整理というのは、卵胞ホルモン（エストロゲン(E)）と黄体ホルモン（プロゲステロン（P））という2種類の女性ホルモンが卵巣から分泌されます。

このEとPのうち、特にP（黄体ホルモン）は生理痛の原因になります。

 

なので、このP（黄体ホルモン）の分泌を抑えてしまえば、生理痛は軽減または無くすことができます。

ピルはEとPを含んでいるため、それを服用すると、服用している間は排卵がストップします！

 

※しかし、月経様の出血（生理）は定期的にあります。

 

内膜症はそのまま放置しておくと毎月卵巣から分泌されるEとPにより年々に進行していく可能性のある病気です。

逆にピルにより内膜症の進行をくい止めたり、進行する速度を遅らせたりすることが可能です✨

 

※個人差はありますが、服用を始めて数日は副作用が出る場合があるので、しっかり説明書等をよく読んでからの服用をお勧めします。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか？

今回の投稿を読んで、「子宮内膜症」についてインプットできましたね^ ^

女性の方だと、症状を見た際に当てはまる項目が多い場合はぜひ一度検査して見てください☘

 

命に別条はない病気とされておりますが、確認も大切です。

 

また、生理中はストレスが溜まりやすいのでしっかり体を動かして解消していきましょうね！

 

 

以上！！