背中に翼が!?翼状肩甲骨
こんにちは!アスピ新宿店トレーナーの酒井です^ ^
今回は、「翼状肩甲骨」についてご紹介したいと思います!
みなさん、「翼状肩甲骨」という言葉は聞いたことありますか?
一体これは体のどういった状況のことを指すのか、どういった症状なのか。
ぜひ今回の投稿を読んで、インプットしていってください^ ^
○翼状肩甲骨とは?
翼状肩甲骨(ヨクジョウケンコウコツ)。
英語では、「scapula wing」と言います。「scapula:肩甲骨」の「wing:羽」となります。
肩甲骨周辺の筋肉のバランスが崩れ、肩甲骨の内側(内側縁)が突出して天使の羽根や折り畳んだ鳥の羽のように見えるので、このように呼ばれています。
○症状は?
正常な肩関節は腕を90度上げるときに肩関節だけの動きではなく、肩甲骨の内側縁に付着する「前鋸筋」や肩甲棘から肩峰に付着する僧帽筋の動きで肩甲骨が胸郭の外側を滑るように移動します。
しかし、「前鋸筋」が麻痺すると腕をあげる際に肩甲骨が胸郭の外側に移動できず、内側縁が背中側に浮き上がってしまって、それ以上腕をあげることができなくなってしまいます。
・腕が上がらない、上げづらい
・肩甲骨の動きが悪い
・手を挙げた際に人より肩甲骨が浮き出る etc
などの症状が出ましたら、まずは確認ですね!
○原因
「前鋸筋」の麻痺の原因は、
・女性では産褥期の腕を上げて(腕枕など)横向きで赤ちゃんと添い寝して、腕を上げたまま同じ姿勢が続いている
・スポーツでは、テニスのサーブやゴルフなどのクラブスイングなどの瞬時に肩関節伸展を行う際には前鋸筋が主に働くため、急激に伸長した反動で収縮が起き硬くなるなどがあります。
○治療方法は?
最も簡単な治療法は何もしないことです☝︎
スポーツや特異な姿勢による「前鋸筋」の麻痺と診断されたら、原因となる動作や姿勢は避けさせると、平均9ヶ月で回復します^ ^
そのほか簡単にできるものは、「前鋸筋」のストレッチとなります。
1:両手を体の後ろ(腰あたり)で握ります。
2:肩甲骨を寄せながら、両手を後ろへ伸ばしていきます。
3:背中は丸ずに、胸を張って行います。
4:呼吸は止めずに、その姿勢のまま90秒キープします。
上記の方法で伸ばすことができます。
行う際には無理はしないように、ゆっくりと行なってください^ ^
○まとめ
いかがでしたか?
翼状肩甲骨については、インプットできましたか?
様々なライフスタイルによって、人それぞれの身体が出来上がっていくので、多くの方に触れてたくさんの身体を見てみましょう!
以上です!
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