足裏の3点法則とO脚、X脚について!
2020.02.27О脚・X脚に関係する筋肉、アーチ、アキレス腱断裂、ウォーキング、コンディション、力学、硬くなりやすい筋肉、立位の、筋トレ
こんにちは!
パーソナルジムASPIの小長井です!
本日は足裏の3つのアーチとO脚、X脚の関係についてご紹介いたします!
何故X脚とO脚になってしまうのか、それぞれの改善策について紐解いていきます!
それでは早速みていきましょう!
足裏の3点の法則
昔から人間は物事を基本的に3点セットで考えたり、収めようとする傾向にあります。
(フレミングの左手の法則、作用点、力点、支点の関係、三脚や東京タワーなど)
あのスティーブ・ジョブズも「物事を3つで構成することで、物理的にも精神的にも安定する」と3の法則を提唱していたりします。
※エッセイやスピーチ発表でも項目が4つ以上では多いと感じられますし、逆に2つだけでは物足りないと感じますよね。
「3」という数字は安定性という意味では一番なのです!
前置きが長くなってしまいましたが、人間の足の裏もその「3の法則」をもとに安定性を確保するため以下の「3つのアーチ」から成ると考えられております。
1、親指から踵までの「内側アーチ」
2、小指から踵までの「外側アーチ」
3、親指から小指の「横アーチ」
※右足で見た場合
この3つのアーチが存在することで人間は直立、歩行(走行)、跳躍(からの着地)を可能にしております。
この3つのアーチが足の裏にあることを予備知識として覚えておいてください!
O脚とは?
変形性膝関節症の一つといわれ、一言で特徴を説明すると脚と脚の隙間(Oというより数字の0に近い)がある状態のことを指します。
O脚の原因として以下があります。
1、お尻が後傾している
2、内転筋群の衰え
3、普段の生活において「外側アーチ」に対する加重比率が高い
O脚の原因は他にも様々ありますが、結果的に見れば脚の外側面に重心を置いていることが根本原因として挙げられます。
先で紹介した「外側アーチ」の加重比率が高い場合を基準に考えると、
膝はその加重に耐えようと外に広がります。ところが股関節まで外に広がってしまうと人間は立っていられなくなってしまうため、股関節はその場にとどまろうとします。
結果として、上記画像のような状態となり脚の外側に常に大きな力が加わります。
これがO脚のメカニズムです。
改善策としては内転筋群のトレーニングをし、外側の筋肉のストレッチを行い筋肉のハリを緩めることで内外側の筋肉とのバランスをとるというものがあります。
X脚とは?
O脚同様に変形性膝関節症の一つであり、股関節の内ももから膝までの隙間はほぼなく、膝下から足の指先間でハの字を描いている状態をいいます。
X脚も様々な原因が考えられますが、先天性要因が強くかかわっている場合が多いです。
1、遺伝による先天性骨変形
2、幼少期の座り方
3、普段の生活において「内側アーチ」に対する加重比率が高い
X脚は特に女性に多く見られる脚の形です。
一つの原因として女の子座りが深くかかわっております。
女性は出産の関係もあり男性よりも骨盤が広い設計となっており、脚の付け根から膝にかけてより広い角度を表現出来ます。
※そのため上の座り方が可能になります
女の子座りを続けていると重力の力も加わり「内側アーチ」に自然と加重するようになり、そのバランスを保つため、膝は内側へと入っていきます。
つまりO脚とは逆の反応が起きていることになりますね。
結果として、(X脚では)股関節から膝にかけての内側に対する力が強くなり、足裏では「内側アーチ」に対する加重比率が高くなります。
改善策として内転筋群や内側の筋肉に対してはできるだけストレッチをかけ張りを緩め、外側の筋肉の強度を高めていくといいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は足裏のアーチをベースにO脚とX脚のメカニズムについて説明させて頂きました。
※もちろん、足裏の加重比率だけがO脚、X脚の原因ではありません。
私個人としては常に足裏どちらかに体重が乗らないことを意識するだけでもO脚、X脚改善につながると思っております。
電車に乗っている時など、思い出したときに自分の体重がどちらに乗っているか意識してみてください。
それでは本日はここまでです!ご拝読いただきありがとうございました!
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