「野菜をたくさん食べれば食べるほど、美容、健康に良いのか?」

2018.05.28コンディショニング

「野菜をたくさん食べれば食べるほど、美容、健康に良いのか?」

 

yasai

 


結論からいうと、一定量とれば十分である。野菜に含まれる

ビタミン類を含む多くの栄養素をとることで、美肌や健康予
防になるとされ、推奨されてきた。

   しかし、最近の研究では、野菜をたくさん食べれば健康にな 

れる、という考え方は誤りであるとみなされている。

 

では、推奨される量はどのくらいか?

 

厚生労働省に よると、「1日に必要な野菜は350g」である。

それ以上の摂取をしたとしても、効果が現れないことがわか
ったのである。

むしろ食べ過ぎた場合、消化不良、味覚障害、冷え性、栄養
失調の可能性も出てくる。

消化不良は、食物繊維を多く含む食材をとりすぎると、下痢
などをおこし、体外へ排出されてしまいます。

味覚障害は、シュウ素という物質が、カルシウムの吸収を阻
害し、成長を止めてしまうこともあります。また亜鉛の吸収
も妨げるため、味覚がおかしくなってしまうこともあります 。

身体を冷やす野菜もあり、代謝が下がって冷え性を誘発して
しまう場合があります。

ダイエットでたくさん食べても野菜は太らないので、「有効
」ということにはならない。

「350g」摂れば何でも良いのか?

とあるチェーン店で1日の必要な量の野菜が摂れる、という タン麺などが

あったりしますが、ほぼモヤシとキャベツ、ちょこっとニンジン、

キクラゲという構成だったりします。

厚生労働省は、350gの内訳を淡色野菜230g、緑黄色野菜120g、おおよそ2:1が良いと発表しています。(「2000年 健康21」より)

緑黄色野菜は、ブロッコリーや小松菜、ホウレンソウなどです。

レタスやキャベツだけでは、量は摂れても、栄養価は不足します。

一緒に海藻類やきのこ類などを摂ることで、より正しく、健康的なお身体を作れていくのです。

ぜひみなさんも、バランスの取れた食生活を心がけましょう!

 

biyou

 

本日のポイント:

①1日の野菜の必要量350gとする。
②350gの内訳を、淡色野菜230g、緑黄色野菜120gとする。

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