変形性膝関節症とは??
2019.08.30コンディショニング
こんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です!
今年も早くも8月が終わろうとしていますが、皆様如何お過ごしでしょうか??
突然ですが、
皆さんは膝に痛みや違和感を感じたことはありますか??
トレーニング中や何気ない日常動作で膝が痛む、、
その痛みや違和感、実は「変形性膝関節症」かもしれません!
本日はその「変形性膝関節症」についての解説です!
以前、同じ下半身の疾患である、「変形性股関節症」については解説致しましたので、まだ未読の方はこちらもご覧下さい😄
膝関節の構造
変形性膝関節症の説明に入る前に、まずは膝関節の構造についての解説を致します!
膝関節はスポーツ動作はもちろん、歩行動作などの立位に置いて、非常に大きな役割を果たしている関節です!
膝関節は大腿骨(太ももの骨)、脛骨(弁慶の泣き所と言われるスネの骨)、膝蓋骨(膝のお皿の骨)の3つの骨により構成されています!
さらには骨の他にも関節軟骨や関節包、靭帯といった組織も構造に関わっています!
関節軟骨…硬い骨同士がぶつかり合わないように、骨の表面に被さりクッションのような役割を果たす組織
関節包…関節を包み込み、関節を痛みなくスムーズに動かすための潤滑油の役割を果たす、関節液を分泌
靭帯…大腿骨と脛骨を繋いでいる組織
変形性膝関節症とは??
変形性股関節症とは膝の軟骨が少しずつすり減ることで、骨棘ができたり骨が変形してしまった状態を指します!
この変形性膝関節症になると関節のかみ合わせが悪くなるため、様々な症状を発症します!
最も顕著なのは膝の痛みで、初期では動かしたり歩いたりしたときに痛みが生じ、しばらく安静にしていれば軽減します。
しかし、これがひどくなってくると、安静にしていても痛みがとれなくなります。
また、関節内に水がたまり、膝が腫れて重だるくなることもあります。
さらに病状が進んでくると、次第に膝関節の変形が悪化し、段々と正座などの日常動作も困難になってきます。
徐々に杖などの補助がないと歩くことも困難になっていきます。
さらには軟骨がすり減ることで関節が緩くなり、それに加えて筋力が弱くなることで膝関節がぐらつき不安定な状態になって、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の原因は以下の通りです。
・加齢に伴う軟骨組織の異常
・肥満による膝への過度な負荷
・骨折や外傷性の怪我などの既往歴
・遺伝
・O脚
・関連する筋肉の弱化etc…
などが原因としてあげられます!
皆さんは思い当たるものはありますか??
変形性膝関節症予防 改善エクササイズ
自宅でできる簡単な変形性膝関節症予防、改善エクササイズをご紹介します!
変形性膝関節症における運動のポイントは、膝の筋肉運動と膝の動きを硬くしないために行なう可動域(動かせる範囲)訓練です!
①SLR運動
1.仰向けで運動する方の反対の足は膝を曲げる。
2.運動する方の足の膝を伸ばしたまま、上に足をあげる。
3.ゆっくり足を下ろす。
②外転筋運動
1.両膝を曲げて横向けに寝ます。
2.上方の膝を伸ばして、お尻の方に引きながら、上にあげます。
3.ゆっくり下ろします。
③内転筋運動
1.仰向けで膝を曲げます。
2.膝の間にクッションを挟み、両膝で挟み込みます。
3.力を抜きます。 初めは、1つの動作に10回反復、1回の反復に6~9秒をかけて行い、慣れてきたら回数を増やしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか??
本日は「変形性膝関節症」について解説致しました!
最悪の場合、自力歩行が困難になる可能性もある怖い疾患です!
膝は日常生活の中で様々なストレス(負荷)を感じています!
いつまでも健康であるために!自分の身体はしっかり自分でケアをしてあげましょう!😄
次回もお楽しみに!
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