飲酒と健康を考えてみましょう!!
2019.10.01コンディショニング
皆さん、こんにちは!!
パーソナルジムASPIの本間です!!
本日は、飲酒が身体へ与える影響について考えていきたいと思います!!
機会飲酒が何かと多い方がいるかもしれません!
また、何となく飲酒を繰り返しているかもしれません!!
この際に、ぜひお酒とのより良い関わり方を考えていきましょう!!
お酒とは?
アルコールを1%以上含む飲料のことを「お酒」と定義されています。
アルコールの分解・吸収
お酒を飲むとアルコールは胃から約20%、小腸から約80%が吸収され、その後血液に入り、全身を巡ります。
アルコールは肝臓でアルコールを分解する酵素によってアセトアルデヒドになり、さらに酢酸に分解され、最終的には水と二酸化炭素となって汗、尿、呼気から排出されていきます。
お酒を飲んで酔っ払うのは、アルコールが脳の神経細胞に作用し、麻痺させるためです。
また飲み過ぎると頭痛、吐き気、顔面紅潮などが現れるのは、アセトアルデヒドが原因です。
日本人の4割近くの人がアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが低いため、欧米人に比べてお酒に弱い人が多いです。
※アセトアルデヒド:人体ではエタノールの酸化によって生成されて発がん性を持ち、一般に二日酔いの原因とされております。
アルコールの身体への影響
長期にわたり大量のアルコールを摂取すると、肝臓でアルコールが代謝される際に中性脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害を引き起こします。
脂肪肝臓:中性脂肪が大量に蓄積し、肝臓全体が大きくなった状態です。アルコールを飲み続けることにより、脂肪の分解が抑えられてしまい、中性脂肪の材料である脂肪酸の合成が高まることで起こります。
アルコール性肝炎:脂肪肝の状態が数年以上続き、大量飲酒を続けていると、肝細胞が炎症して壊れてしまいます。
高血圧:アルコールを長期間摂取し続けると、血圧を上げ、高血圧を引き起こします。
高血圧の状態が続くと心臓や脳へも負担がかかり、心疾患や脳血管疾患へとつながります。
アルコール依存症:アルコール依存症になると、自分で飲酒のコントロールができなくなります。また飲まないとイライラし、不眠になる精神的依存や、アルコールの中断や減量で幻視、手指のふるえなど身体的依存があります。専門病院や自助グループのサポートを受けながら、治療をしていくことが大切です。
急性アルコール中毒:短時間で大量のアルコールを摂取すると、肝臓でアルコールの分解が追いつかず、血中アルコール濃度が一気に上昇し、意識混濁、昏睡、嘔吐、低血圧など様々な症状がでます。これが急性アルコール中毒です。
正しい飲酒方法
- 空腹で飲まない
- 味わいながらゆっくり飲む
- 適量飲酒を守る
- 休肝日をつくる
- 強いお酒は割って飲む
- 寝酒は極力控える
上記、方法を守ることで身体へ影響を極力抑え、より良いお酒との関係を築くことができます!!
まとめ
アルコールを分解する能力は人によって違います。(日本人は特に弱い。)
飲めない人に無理やり飲ませること、飲めないのに無理して飲むことはやめましょう!
その日の体調に合わせて、適量を楽しむことが大切ですね!
では、より良い飲酒との関係を築き人生に彩を加えていきたいですね!!💪🏻
本日は、ここまでです!!
次回お楽しみに!!🎶
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