テーピングの目的と効果について
2019.12.25ウォーキング、エクササイズ、コンディショニング、コンディション、スポーツ、スポーツ傷害、スポーツ外傷、スポーツ障害、テーピング、トレーニング、傷害、外傷
こんにちは!
パーソナルジムASPIの大塚です!
今日はX’masですね!
サンタさんから素敵なプレゼントはもらえましたか?
私からは”正しい知識”をプレゼントします!笑
今回はテーピングについてです!
スポーツやトレーニングをしたことのある人なら、一度は見聞きしたことのあるテーピングですが、以外とその目的や効果を知らない人が多いと思いますので、見ていきましょう!
テーピングとは
テーピングとは、解剖学的な構造および外傷・障害の発生機転(メカニズム)などにそって身体の一部に粘着(装着)テープ、伸縮性粘着テープを規則正しく貼ったり、巻いたりする方法のことです!
もともとは1880年代にアメリカ陸軍で行軍中の兵士の足関節(足首)捻挫などに対して用いられたのが最初と言われています。
日本でいえば、スポーツにおけるテーピングは、1931年の日米野球戦の際に同行したアメリカのトレーナーにより紹介されたといわれています。
現在ではさまざまなスポーツで広く用いられており、アスレティックトレーナーにとって欠かすことのできない技術の1つとなっています!
テーピングの目的
なぜ、テーピングをするのでしょうか。
①外傷の予防
テーピングをすることで、関節が無理な方向へ曲がったり伸びたりしてしまうのを防ぐことができ、怪我の予防になります。
主に足関節(足首)、手関節(手首)、指関節に用いられます。
スポーツでいえば、通常は毎日の練習で使用するものであり、バスケットボール、ラグビー、サッカーなどでは足関節(足首)捻挫の予防に、バレーボールなどで手関節(手首)、指関節の捻挫の予防にテーピングが用いられます。
②外傷の応急措置
テーピングをすることで、怪我直後の患部の安静固定を保つことができます。
③外傷の再発予防
テーピングをすることで、怪我をした部位の再発を防止することができます。
これがテーピングの目的の中で最もよく用いられるものです。
怪我をした後比較的早い時期に行う場合から、同じ怪我を繰り返し関節の動揺性が残ってしまっている部位に日常的に行う場合まで幅広く用いられています。
この他、テーピングの目的としてフォームの矯正やパフォーマンスの向上をあげる専門家もいます。
テーピングの効果
テーピングをすることで上記3つの目的が達成されますが、具体的にはどんな効果があるのでしょうか?
①靭帯、腱、筋肉の伸長ストレスを和らげることができる
関節の異常な動きを制限することで、靭帯と腱の伸長ストレスを和らげることができます。
足関節(足首)や手関節(手首)、肩関節や肘関節などにするテーピングがこれにあたりますね。
また、特定の筋肉に対して部分的に圧迫を加えることで、筋肉の伸長ストレスを和らげることができます。
こちらは肉離れや打撲など大腿部(太もも)などにするテーピングがこれにあたります。
②痛みを和らげることができる
上記の関節の動きの制限や部分的な圧迫により、痛みを和らげることができる場合があります。
ただ、注意しないといけないのはテーピング自体に治療効果がある訳ではないということです。
急性的な痛みの軽減だけを目的に、テーピングを実施し運動をさせた場合、怪我の悪化を招くことがあるので注意が必要です。
漫画スラムダンクをご存知の方なら分かるかもしれませんが、湘北の赤木(ゴリ)が海南大戦で足首を痛めた際にしていたのが、まさにこの痛みを和らげるテーピングでしたね笑
③精神的な助けとなる
正しくテーピングが行われていれば、再発に対する不安感を軽減することができます。
スポーツ選手にとっては非常に大切な効果ですね。
またまたスラムダンクでいえば、赤木(ゴリ)が陵南戦で「テーピングがしっかりと巻けていないのでは?」と試合の途中で不安になってしまうシーンがありましたね。
精神的な不安はパフォーマンスを下げてしまうこともあるので、きちんとしたテーピングを行いましょう!
まとめ
今回は簡単にではありますが、テーピングの目的と効果をご説明しました!
現在テーピングをしている人も、これからする可能性がある人も、これらを踏まえるとまた意識やパフォーマンスが変わってくると思います。
具体的な貼り方・巻き方については、各部位ごと、怪我の状況などによって細かく変わりますので、専門家にきちんと行ってもらってください。
では今回は以上となります!
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