骨代謝ってなに??

2020.01.27コンディション

こんにちは!

パーソナルジムASPIの田野です!

 

2020年も始まって早くも1ヶ月が過ぎようとしていますが皆様、いかがお過ごしでしょうか??

 

2020年も楽しく健康に生きたいですよね!

本日はそんな身体の軸となる「骨」についての解説です!

 

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人体の軸「骨」

人間(成人)の骨は、全部で206本あるといわれています!

この一本、一本はそれぞれ形も大きさも、役割さえも異なります!

 

例えば、太ももにある「大腿骨(だいたいこつ)」は、二足歩行の体重を支えたり、足を大きく動かすなどの働きがあります!

長さは約40cmと人体で一番大きく、まさに人体を支える骨組みです!

 

逆に一番小さい骨は、耳のなかにある耳小骨(じしょうこつ)の「あぶみ骨」と呼ばれる骨で長さは約3mmと言われています。

この骨は鼓膜で受けた音を内耳に伝える働きがあります!

 

体を支える骨から音を司る骨まで、一言に骨といっても様々な役割があるのです!

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骨代謝

人間の体を支える重要な骨ですが、実は人体では毎日古い骨が壊されて、新しい骨が誕生しています!

 

これを『骨代謝』と言います!

 

骨代謝は古くなった骨を溶かして破壊する『破骨細胞』と、新しい骨を生成する『骨芽細胞』がサイクルをくり返すことで行われています!

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破骨細胞

破骨細胞は血液細胞の一種で、ホルモンの刺激によって破骨細胞に変わります。

酸や酵素を放出し、古い骨のカルシウムやコラーゲンを溶かします!

ここで溶けたカルシウムは、新しい骨の材料や、血液に取り込まれてカルシウム源になります!

 

しかし破骨細胞は、ホルモン等のバランスがくずれると、必要以上のカルシウムを溶かし出してしまうことがあります。

特に閉経期以降の女性の場合は、この現象が顕著に現れます。

これにより破骨細胞と骨芽細胞のバランスが乱れ、高齢者の骨粗鬆症などが発生してしまいます!

 

骨芽細胞

対照的に骨芽細胞は、建物でいうところの鉄筋にあたる「コラーゲン」をつくり出し、そこにたんぱく質の一種である「オステオカルシン」を塗ります!

このオステオカルシンがカルシウムを付着させるための「のり」の役割を果たします!

 

そこに血液中から運ばれてきた「カルシウム」が付着し、新しい骨ができあがります!

 

 

このサイクルを骨のリモデリングといい、1日に約1グラムずつ、新しい骨に作り替えられています!

1本の骨が新しい骨に入れ替わるには、約34ヶ月かかります。全身には206本の骨があるわけですから、体のすべての骨が、新しい骨に入れ替わるには、約3年(長い人で約5年)ほどかかるといわれています!

 

また、骨は夜間眠っているあいだに「骨芽細胞」が活発化し、昼間は「破骨細胞」が活発化します!

寝る子は育つ、というのは骨にも言えることですね!

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まとめ

如何でしたか??

 

本日は骨代謝のメカニズムについての解説でした!

私たちの体を支える軸である「骨」。

 

骨代謝を正しく理解して、いつもでも強く健康な骨を手に入れましょう!

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