パフォーマンスアップのための姿勢とは①
2018.06.21コンディショニング、コンディション、ストレッチ、ストレッチのポイント、トレーニング、パーソナルジム、姿勢について
こんにちは!
ASPIREST横浜店の仲井です!
いつもブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
本日のテーマは前回に引き続き姿勢について紹介します。
今回は『動作姿勢』を紹介したいと思います。
●前々回の「立位姿勢」についてはコチラ!
●前回の「座位姿勢」についてはコチラ!
姿勢のおさらい
私仲井のこれまでの姿勢シリーズのブログで紹介した通り、良い姿勢をとる理由は
『動く』ため。でしたね( ͡° ͜ʖ ͡°)
人類は根源的には動く生き物であるはずなのに、止まっている時間の方が多くなってしまったことで、姿勢が悪くなってしまいました。
なので、「正しい姿勢を知る」ということが大切だよ〜という内容がこれまでのおさらいです。
植物に姿勢の概念がなく人間に姿勢の概念があるのは、本来人間が生きるためには「動く」他ならないからなのです。
動作姿勢とは
これまで行ってきた「立位・座位姿勢」の特徴と明らかに違う事は『転ぶ』ことが起きていくことになります。
立位姿勢、座位姿勢は何かが移動しないと転ぶことがありません。
何かの正体・・・それは『重心』です。
動作姿勢は『重心』を意識する必要がある姿勢だよということです。
重心とは
重心の文字分解をしてみるとわかる通り、重心とは「どの方向から見ても均等に力が加わる『重さの中心』」ということになります。
この重心が移動することにより「転ぶ」という動作が発生します。
支持基底面について
転ぶ動作は厳密にいうと、「支持基底面」より外に重心が出た時に転ぶ、が正しいです。
図のように、赤い点は支持基底面の中に収まっています。
この状態はバランスがいいですよね^ ^
この赤い点が支持基底面の外に出た時に「転ぶ」動作が発生します。
動作姿勢では、支持基底面の外に重心がでないように力を加えることが
大きなポイントとなります。
内的運動量の一致について
ここ最近になって「体幹が弱い」「バランスが悪い」と評価して、所謂プランクなどの体幹トレーニングを指導する指導者が増えてきていますが、果たしてその指導は正しく評価されていて、かつパフォーマンスアップに繋がっているのでしょうか。
内的運動量の一致とは、体の内部で発生したエネルギーを均等にする状態を保つということです。
Ex.走る動作の内的運動量の一致
脚が前に出るエネルギーによって起きる重心移動を、腕の振りによって保ちます。
→このバランスが悪いと適切な力が発揮されなくなり、動作姿勢が崩れて「転倒」またはパフォーマンス低下につながります。
運動会の親子種目に参加するお父さんが、よく転んでいる風景を見かけますが、
私は「あっ、内的運動量が一致していないな〜」なんて目線で見ています笑
これは普段からデスクワークなどの「止まった状態の姿勢」を続けてしまっているせいで、運動量を一致させる能力が低下しているからです。
同じくして言えるのが、バランスを鍛えるために体幹を鍛えると、身体を固定する能力を覚えてしまいます。
普段、「バランスが悪い」や「体幹が弱い」→「よしプランクだ!」と指導してしまっているトレーナーは、何を以ってバランスが悪いと評価していますか?
内的運動量を一致させるために必要なこととは何か・・・
次回はより詳しく、より展開した動作姿勢を説明していきます。^ ^
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