胸鎖乳突筋について

2015.11.07ストレッチのポイントリンパの流れを良くするストレッチ首のコリに効くストレッチ

胸鎖乳突筋とは

胸鎖乳突筋は、頸部の盛り上がりがよく判る、視覚的にも確認しやすい筋肉です。

この筋肉は、側頭部から斜めに走行し、胸骨と鎖骨の内側に付着しますが、この筋肉の下には、リンパ節が多数存在しています。感染症などで、このリンパに腫れが生じると、筋肉に圧迫もしくは刺激が加わり、過緊張を起こしやすくなります。

片側だけの緊張は、頸部を反対側へ回旋する事になり、斜頸の原因の一つとなります。冷えによっても同様のことが容易に起こる筋肉です。車に乗車して、窓を開けて片側のみの筋肉を冷やしてしまうと、上記のようなことが起こりえます。福神経が支配する筋肉に僧帽筋もあります。

 

 胸鎖乳突筋の起始・停止

【胸鎖乳突筋の起始・停止】

(起始)

胸骨頭(胸骨柄の上縁)鎖骨頭(鎖骨内方の1/3)に付着。

 

(停止)

側頭骨乳様突起・後頭骨上項線に付着。

【胸鎖乳突筋の主な働き】

頭部を反対側に回旋する。頭を前下方に引く。胸骨と鎖骨を拳上する。

 

 

胸鎖乳突筋のストレッチ

1 右の胸鎖乳突筋を伸ばす場合、左手で右鎖骨を押さえ、頭を左斜め後ろに倒す。顎を左斜め上に上げる。

2 顎を左斜め上に上げる。

 

ポイント

・背筋を伸ばす

・鎖骨をしっかり抑える。

 

胸鎖乳突筋をほぐすことで得られる効果

・首のコリ

・自律神経の乱れ改善

・腕のしびれ

胸鎖乳突筋のまわりには、たくさんのリンパが集結しています。リンパをほぐすことで流れを良くして自律神経のバランス整えます。

 

 

 

 

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