骨格筋の形状について
2020.03.15ストレッチ、ストレッチのポイント、トレーニング、効率的、平滑筋・横紋筋・心筋について、筋トレ、筋肉、骨格筋
こんにちは!
パーソナルジムASPIの若原です!
今回は、骨格筋の形状についてお話したいと思います!
まず、骨格筋とは?
骨格筋とは、一般に私達が筋肉と呼んでいるもので、すべての動作・見た目を作り出しています!また、骨に付着して動きを制御する筋肉の事で、関節をまたぐように結びついています。
特徴としては、まっすぐな細長い多核の細胞です。
収縮タンパク質が規則的に並んでいるので、横紋が見られます。
そのため、筋肉の種類としては横紋筋です。
また、骨格筋は意識的に動かす事ができるので随意筋とも呼ばれます!
その結びつく関節の関係からは、大きく屈筋と伸筋に分けられます!
(屈筋→その関節の曲がる側についており、縮む事で関節が曲がります)
(伸筋→反対側についており縮むと関節が伸びる)
筋肉は収縮時に力を出すが、自分自身で力を出す事ができないため、屈筋と伸筋が互いに拮抗的に働く事で関節の曲げ伸ばしが行われます。
この事を相反性抑制と呼びます!
筋が付着している部位のうち、身体の中心に近い方を起始、遠い方を停止と呼び、通常は遠い方が動きます!
また、筋の起始側を筋頭・停止側を筋尾・その間の筋の本体を筋腹といいます。
そして、この骨格筋!
なんと体重の約40%を占めています!!
次に骨格筋の形状の種類を説明します!
形状の種類
①放射状筋:起始から停止に向かって放射状に広がる。
【筋肉の部位】
・中殿筋
・大胸筋
・広背筋
②多腹筋:1つの筋に対して腱が多数存在する。
【筋肉の部位】
・腹直筋
③紡錘状筋:起始から停止に向かって紡錘のように膨らみを持つ。最も筋らしい、筋の基本形。
【筋肉の部位】
・上腕二頭筋
・半膜様筋
④多羽状筋:起始から停止に向かって多数筋走行が存在する
【筋肉の部位】
・三角筋
⑤両羽状筋:両側から中心線に向かって筋走行が走る
【筋肉の部位】
・大腿直筋
⑥半羽状筋:斜めに筋走行が走る
【筋肉の部位】
・後脛骨筋
・半膜様筋
まとめ
このように、骨格筋にはさまざまな形をしたものがあります。
パーツごとに繊維の目(方向)があるので、その目に沿って適切に伸ばしてあげる事や収縮させる事が大切です。
トレーニングの際には、形を知る事でどこを鍛えればいいか理解することができます。
また、方向が分かれば動かすべき方向も決めることができます!
それぞれの筋肉ごとに刺激の入れ方を調整することで、よりトレーニングも効率よく行う事ができます。
ストレッチも一緒です!
繊維の目に沿って適切に伸ばす事で、しっかりストレッチングする事ができます。
ストレッチは
・外傷、障害を予防する
・血行促進
・関節可動域を拡大
・筋肉の協調性を高める
・筋肉の緊張を和らげる
・精神的にリラックスさせ集中力を高める
といった効果があります。
骨格筋の形状を理解して、ストレッチする事でしっかり目的の部位を伸ばす事ができます。
是非、これから骨格筋の形状も意識して、トレーニングやストレッチを行ってみてください!
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