インピンジメント症候群とは!?
2019.05.01SLAP損傷、インピンジメント、インフォメーション、ストレッチ、スポーツ傷害、トレーニング、パーソナルジム、上半身、筋肉の硬さ
みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIです!
今回はインピンジメント症候群について学んでいきましょう!
インピンジメント症候群とは
皆さんはインピジメント症候群という言葉をご存知でしょうか?
インピジメントとは日本語で『衝突』という意味です!
骨と骨の間に筋肉が挟まってしまい、筋に炎症が起きてしまう症状のことを総称してインピンジメント症候群と呼んでいます。
特にこのインピンジメント症候群は、腱板と呼ばれる部位で生じやすい問題です。
インピジメントが起こりやすい部位
- 肩峰下インピンジメント
- 鳥口下インピンジメント
- インターナルインピンジメント
- 前上方インピンジメント(プーリー)
腱板とは?
腱板は主に4つの筋肉から出来ています!
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つから構成されています!
この4つの筋肉は肩甲骨を包み込むように付着しています!
腱板を構成する筋肉の役割
- 棘下筋:棘下筋腱は肩甲骨側から上腕骨に付着しており、肩関節を外旋腕を外向きにひねる)する役割を果たす。
- 棘上筋:棘上筋腱は肩甲骨側から上腕骨に付着しており、肩関節を外転(腕を横に持ちあげる)する役割を果たす。
- 肩甲下筋:肩甲骨の裏側から上腕骨に付着しており、肩関節を内旋する(腕を内向きにひねる)役割を果たす。
- 小円筋:肩甲骨の裏側から上腕骨に付着しており、肩関節を内旋する(腕を内向きにひねる)役割を果たす。
この中で最も損傷されやすい筋肉が棘上筋であり、肩峰下インピンジメントに分類されます!
今日はこの
『棘上筋の肩峰下インピンジメント』
について詳しく解説していきたいと思います!
棘上筋の構造
起始:肩甲骨の棘上窩
停止:大結節
作用:肩関節外転、上腕骨の安定化
写真を見ると分かると思いますが、棘上筋は肩峰の下を通過し上腕骨についています!
そのため、構造上インピンジメントが起こりやすい部位になっているのです!
棘上筋の役割
棘上筋は、三角筋と共に肩の外転(真横に腕をあげる)をする働きがあります。
棘上筋の役割は、肩甲上腕関節の下方の固定性と上腕骨の「転がり」「滑り」を担います。
そのため、棘上筋の筋力が弱くなったり、硬くなってしまうと肩の安定性が乏しくなり、棘上筋腱の部分に炎症を引き起こしてしまうことがあります。
インピンジメントが起こる原因
肩関節運動機能不全により肩峰の下部および上腕骨大結節部が衝突し、腱板や周辺組織がはさまれることで炎症や腫れを引き起こします。
特に棘上筋と三角筋の機能バランスが崩れると発生頻度としては非常に高くなってしまいます!
また、肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、肩甲骨が上手く動かせなくなることもインピンジメントの原因となってしまいます!
インピンジメント症候群を改善・予防する方法!
①棘上筋のトレーニング
- サイドレイズ
- 両手にダンベル(500mlペットボトルでも可)を持って肘を軽く曲げる
- 足は肩幅くらいに開いて、上半身は少し前傾姿勢をとる
- (2)の時、背中を丸めないよう意識する
- 肘を軽く曲げたまま、ゆっくりと上に上げる
- 腕を体の横90度の角度まで開く、2秒間停止する
- その後、重さに耐えながら元に戻す
②柔軟性改善
- 背中で合唱ポーズ
- 背中で両手を合わせます
- 指先を頭上へ向けます
- 左右の肩甲骨を寄せるように指先を肩甲骨の間まで上げます
- 30間キープします
*この時背中は丸まらないように注意しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
インピンジメント症候群いついて理解していただけたでしょうか?
肩の痛みは多くの人が持つ悩みだと思いますが、正しいトレーニングやストレッチを継続していけば、大きく改善されていきます!
正しい運動習慣を身につけあなたも健康な体を手に入れましょう!
次回もお楽しみに!
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