日本人女性に多い冷え性
2018.06.06コンディショニング、コンディション、ダイエット、トレーニング、パーソナルジム、冷え性について、冷え性改善について、夏、恵比寿、新宿、梅雨、横浜、脱水症状、血糖値について
日本人女性に多い冷え性
アスピレスト新宿店 田口です。新宿店でカウンセリングや悩みをお聞きしていると、一番多いのが「冷え性」です。手や足先の冷えが、トレーニングをしていても温まらない、といった声が良く聞かれます。
調べてみたところ大掛かりな調査を行った結果はありませんでしたが、大手食品メーカーが行った20~60代にアンケートよると男女約1万人に対し、「冷え性が一番の悩みである」と考える回答は、男性7%、女性32%でした。
また別の調査では、624名中82.4%が「冷えに悩まされている」と回答となりました。
「冷え」とは
では、「冷え」の原因は、何でしょうか?
答えは、食べ物から十分な鉄分を摂れていない、ということです。
厚生労働省による1日に必要な鉄の推奨摂取量は、月経のある女性(10歳以上対象)で10.5mg/日が必要であるというデータがあります。それに対し、鉄の充足率は、ほとんどの女性が平均60%程度であるという数値も厚生労働省の調査結果でわかっています。
現代人は食生活が乱れやすいという点があります。
朝食を摂らない、食事時間が不規則、ダイエットによるカロリー制限、冷たい飲み物の摂り過ぎ、インスタント食品、スナック菓子、などの乱れた食生活が、栄養のバランスを乱してます。
人は食事を摂る事で、内臓が動き、体温が1℃あがります。朝食べないことで、身体が温まる機会をなくし、そのうち身体がうまく熱を作れなくなります。極端なダイエットなどは、ダイエットが終わったあと、発熱ができない状態になっていることもしばしばあるそうです。
またファーストフードや食事代わりのスイーツなどは、血中の糖質があがり、血がドロドロになってしまい、血流が悪くなります。その結果、毛細血管など小さな細いところまで血がいきわたらなくなってしまいます。そのため、栄養や酸素、熱が不足し、身体が冷えてしまいます。
鉄分を採る機会が減り、エネルギー生産ができなくなっているのです。
体内にある鉄は60-70%細胞内のヘモグロビンに蓄積しています。そのほか、肝臓、脾臓、骨髄に20-30%貯蔵してます。
酸素やエネルギーを代謝するにも鉄分からできたヘモグロビンが必要であり、そのヘモグロビンが、バランスの悪い食生活により不足してしまうのです。
「冷え」対策
では、どういった食生活を心がけ、鉄分の多い食事を摂ればよいのでしょうか?
まずは栄養のバランスの摂れた食事。炭水化物(食物繊維)、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂るようにしましょう。
特に鉄分を補給するには、動物性たんぱく質、牛肉、あさり、うなぎ、いわし、かつお、まぐろ、レバーがいいでしょう。
植物性たんぱく質には、ビタミンB6、B12も吹き生まれるため、エネルギー代謝の助けとなります。
その他、野菜からは、納豆やホウレンソウ、小松菜が野菜からも多くとれます。
また、フライパンなどの鉄板の使用も鉄板からの鉄分が摂れます。
トレーニングを行う人には、やはり筋肉を動かすためのエネルギー、酸素を供給するための食生活を気をつけなければなりません。
体温が低い、末端が常に冷える、運動中にばてやすい、という方は、まずは鉄分不足を疑ってみて、食事内容を見直してみましょう!
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