肩関節周囲炎の治療方法
2016.02.02四十肩、五十肩に効くストレッチ
肩関節周囲炎の治療方法
肩の痛みには、大きく分けて三つの段階があります。
1・炎症期
2・拘縮期
3・回復期
上記の3つに分かれていて、病期によって治療方針が異なります。
炎症期の対処方
肩の痛みが強く、ほとんど動かせない状態やある特定の動きをすると痛み状態です。
この時期は関節内で起こっている「炎症を抑える」のが最大の目標となります。
炎症を沈静化させる為には、「ステロイド剤」を直接注射するのが効果的です。
あまりにも痛みが強い場合には、「炎症鎮痛剤」を服用する事もあります。
拘縮期
この時期は、「肩の痛み」よりも「動きの悪さ」が目立ってきます。
この時期は、注射による治療などではなく
「肩関節周辺筋の柔軟性向上」が目的となります。
痛みの出ない範囲からストレッチを始めていき、徐々に周辺の筋肉を伸ばしていきます。
回復期
痛み・関節の可動域が徐々に改善してきたら、バランスの崩れてしまっている筋肉へアプローチをかけていきます。
しかし、肩を痛めたからといって、肩周りだけのトレーニングを行ってしまうと、返って状態を悪くしてしまう事もあります。
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