膝の反り過ぎ『反張膝』
2019.10.28下半身、反張膝、姿勢、姿勢について、膝、過伸展
皆さん、こんにちは!!
パーソナルジムASPIの松岡です!!
皆さんは『反張膝』ついてご存知ですか??
今回はあまり知られていないけど実は身近な膝の変形『反張膝』について、
お話ししていきたいと思います!!
反張膝とは?
直立した際に本来であれば、足は一直線である180°までは伸びますが、膝はそれ以上は可動域を持ちません。
その可動域を越え膝が後ろに反ってしまい、逆くの字になってしまう状態を反張膝と言います。
『反張膝』の主な症状
● 膝痛・腰痛
● 下肢の過度な張りやむくみ
● 猫背などの姿勢の崩れ
● 股関節や膝などの関節の変形
● 首や肩こり
膝だけではなく、結果として身体を支える土台の一部が弱くなるため、
全体が不安定となり、様々な症状を引き起こす可能性を持っています。
『反張膝』の主な原因
膝が反る様な力を入れている
直接的に膝を反らしてしまう負荷として、バレエやモデルの姿勢の作り方など、美しい姿勢を身体で表現をするような動きをする際は、常に膝を後方に押し込むような力を掛け続けてしまいます。
筋肉バランスの崩れ
ふとももには表側に大腿四頭筋という筋肉、裏側にはハムストリングといわれる大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋が集合している大きな筋肉があります。
大きな筋肉なだけに、大腿四頭筋とハムストリングだけでなくそれらを構築する各筋肉のバランスが悪くなると、互いに同じ力でカバー出来なくなることになるので、
結果的に反張になりやすい環境になっているのです。
また、膝の上肢と下肢の筋肉差によっても、膝の位置環境は変化してしまうため、反張膝を引き起こしてしまいます。
『反張膝』の改善法
膝を伸ばし切らない&重心をかかとに偏らせない !!
本来膝の関節は伸ばし切ると痛む構造になっています。
それなのに「グッ!」と伸ばし切る習慣を続けると、反張膝を引き起こします。
また、重心がかかとに偏ることでも膝が反りやすくなり、反張膝の原因になります。
反張膝を治すには、常に膝を伸ばし切らないようにして余裕を持たせること、
そして足指でしっかり踏ん張って重心がかかとに偏らないようにすることが重要です。
歩くとき
脚を伸ばし切らずに少し膝に余裕を持たせ、足指の力を使い、かかと・足指の根本・足指の3点がちゃんと接地するようにして歩く
立っているとき
少し膝を曲げ、必ず足指にも体重が乗るように意識して立つ
立ち上がるとき
勢いよく立ち上がるとそのまま膝が伸び切ってしまうことがあるので、膝に注意しながらゆっくり立ち上がる
いかがでしたか??
今回は身近に潜む膝の変形『反張膝』についてお話しいたしました。
お心当たりのある方はぜひ「膝を伸ばし切らない」「重心をかかとに偏らせない」ことを、
意識してみてくださいね!!
それでは次回もお楽しみに!!
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