その肩こり実は「胸郭出口症候群」かも!?
2019.01.08ストレッチ、トレーニング、斜角筋症候群・胸郭出口症候群に効果のあるストレッチ方法
こんにちは!ASPIトレーナーの酒井です🌞
今回は、「胸郭出口症候群」についてご紹介したいと思います。
みなさん「胸郭出口症候群」という言葉は聞いたことありますか?
漢字がたくさん並んでいて、なんだか難しそうな名前ですよね。。。
今回は、この「胸郭出口症候群」は体のどういった状況のことを指すのか、どういった症状なのかを解説していきます!
ぜひ今回の投稿を読んで、インプットしていってください^ ^
○胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群とは、上腕や肩の運動や感覚に深く関わる神経や動脈が障害を受け、肩・腕・手の痺れや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態です。
○症状は?
主に、つり革に捕まる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で痛みを伴います。
肩こりとして自覚されることがあります。
また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、時には刺すような痛み、痺れ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。
○原因は?
上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経と鎖骨下動脈は、前斜角筋と中斜角筋の間、鎖骨と第一肋骨の間の肋鎖間隙、小胸筋の肩甲骨烏口突起烏口突起停止部の後方を走行していますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
その圧迫される部位によって、「斜角筋症候群」「肋鎖症候群」「小胸筋症候群」と呼ばれていますが、総称して胸鎖出口症候群と言います。
胸鎖出口症候群は神経痛と血流障害に基づく上肢痛、上肢の痺れを生じる疾患の一つです。
○治療法は?
治療法は、発症予防と保存治療法が中心となります。
・正しい姿勢を保つ→姿勢の悪さが胸郭出口症候群を誘発することがあるため
・重いものをあまり持たない→先ほど説明した鎖骨付近の筋肉に力が入ることによって筋肉が収縮し、神経や血管を圧迫してしまうため
・睡眠不足やストレスを解消→これらの関連性も指摘されており、規則正しい生活スタイルを確率することが重要です
・薬で治療→症状が出た際には、消炎鎮痛剤などの対症療法薬を使用する場合もあります
・ストレッチやトレーニング→原因となる鎖骨周辺の筋肉をストレッチまたはトレーニングを行うのも有効です
また、胸郭出口における神経や血管に対しての物理的な圧迫が強い場合には、手術療法を選択することもあります。
○まとめ
いかがでしたか?
今回の投稿を読んで、「胸郭出口症候群」についてインプットできましたね^ ^
日常生活の中では、お仕事中の姿勢や、長時間重いものを持っていると胸郭出口症候群を誘発しやすいので、予防はしっかりしていきましょうね^ ^
以上!
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