あなたの膝は大丈夫?! 半月板損傷について
2018.12.23スポーツ傷害、パーソナルジム、半月板損傷、未分類、膝
こんばんは! パーソナルジムASPIの松尾です。
今回は、スポーツ傷害に多いものの1つの半月板損傷についてお話ししていきます。
スポーツをしている方にとって、怪我はしたくないものですよね!
しかし、スポーツ選手等の報道で耳にしたり、もしかしたら周りの方にいらっしゃるかもしれません。
今日は、そんな疑問を解決すべくメカニズムから予防と対処法までお話ししていきます!!
症状
半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板で内側・外側にそれぞれがあり、クッションとスタビライザーの役割をはたしています。
これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。
ひどい場合には、膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。
原因
スポーツなどの怪我から生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合とがあります。
前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。
半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
「私も、前十字靱帯断裂の経験があり、その時に半月板の外・内共に損傷してしまいました😭」
現在は、手術を行ってから1年以上経過するのでかなり元に近い状態までに戻っています!!
今でも大好きなスポーツは行えているので全力疾走も難なくできるようになっています!!!
そのようになるには、かなり過酷なリハビリが必要ではありますが。。。
前十字靭帯についてはまたお話ししていきます。
病態
原因が様々であるため、損傷の形も様々で形態により変性断裂、水平断裂、縦断裂、横断裂に分類されます。
損傷の状態によっては放置すると、さらに関節軟骨を傷めることもあります。
診断
徒手検査や症状の経過からも予測可能ですが、レントゲンで半月板は写りません!
症状や診察で半月損傷を疑えばMRI検査を行ってください。
MRIで検査することで半月損傷の病態や合併する靭帯損傷の診断にも有用です。
治療
リハビリテーションや抗炎症薬の処方など保存的治療で症状が改善する場合がありますが、改善しない場合には手術を行います。
手術法には切除術(損傷した部分を切り取る)と縫合術(損傷した部分を縫い合わせる)の2種類があり、通常は関節鏡を使った鏡視下手術を行います。
※鏡視下手術
内視鏡をお腹や胸の中にいれ、モニターを見ながら手術を行うものです。内視鏡を入れるための穴1個と、手術器械を入れるための穴を2~5個あけるとともに、場合によっては臓器を取り出したり細かい操作をするために3cmから10cmの切開創を加えるだけの小さな傷口で行えます。
予防
まずは怪我をしない体つくりが非常に重要です!!
予防としては、膝周りの筋肉のストレッチング、筋力トレーニングを行い、半月板の負担軽減を図り、バランストレーニングなどを行うことで膝の捻挫を防ぐことが大切です。
しかし、スポーツ活動などでは予想だにしないことが起きてしまいますよね。
そんな時は処置の仕方でその後の経過がまるで違うものになってきます。
もしかしたらと感じたら、まずはRICE処置を行いましょう!
また、以下のような症状が見られたら一度医師からの診断を受けた方が良いかもしれませんね!
◯しゃがみ込むと激痛が走り、次に伸ばそうとすると引っかかった感じがして伸ばしにくい。
もしくは、完全に引っかかってしまい伸びなくなる
◯ボールを蹴る時に膝を思いっきり伸ばそうとすると膝の前に激痛が走る
◯あぐらをかくように膝をねじると痛みがある
◯片足でのジャンプ(ケンケン)ができない
いかがでしたでしょうか。
今回はスポーツの中でも比較的聞き慣れた言葉である半月板損傷についてお話し致しました。
異変を感じたら一度医師からの診断を仰ぎ、早期発見・解決をしていきましょう!!
また、現在は何も異常がない方でもスポーツ中の予期しないことで受傷してしまう可能性があります。
そのために怪我をしない体つくりが重要ですね!!
今回はここまで!!
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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