その症状、天候が原因かもしれないです!?
2018.05.16コンディショニング、コンディション、ストレッチ、ストレッチのポイント、むくみ解消ストレッチ、冷え性について、冷え性改善について、恵比寿、新宿、未分類、横浜、肩こりに効くストレッチ、腰痛に効くストレッチ
こんにちは。ASPIREST恵比寿店の遠藤です。
突然ですが、季節の変わり目や天候の変化によって身体の痛み*原因不明の体調不良に襲われた経験がありませんか??
身体に慢性的な痛みをもつ人は日本人全体の約40%と言われ、
そのうちの25%の人々が「悪天候の際に、痛みや頭痛が発症(悪化)する」と言われているデータがあります。
つまり、日本人の10人に1人が季節の変わり目、何らかの症状に苦しんでいるのです!!
私が担当しているお客様の中にも
・天気が悪くなると頭痛やめまいがする。
・梅雨は古傷が痛い。
・湿気のせいで膝が痛い。
と、症状を訴える方が多く見受けられます。
このような“天候の変化による体の痛み”には"天気痛"という名前があり、科学的にも研究されている障害の一種である事をご存知でしたか??
そんな悩める天気痛のメカニズムと予防法を解説していきます!!
天気痛の原因は??
天気痛の原因は”耳と脳の情報不一致による脳の混乱”と言われています。
上記”脳の混乱”について説明をする前に、原因解説のキーとなる”耳の構造”についてお話ししますね!
耳の構造
耳は、外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)の3つに構成され、以下のような働きから脳と連携しています。
A:外耳・・・収集した音を振動に変換し、中耳へ伝える
B:中耳・・・外耳からの振動を効率よく内耳へ伝える。(外耳→内耳の架け橋役)
C:内耳・・・中耳からの振動を電気信号に変換し、神経を介して脳へ伝える器官
D:脳・・・内耳からの電気信号を処理し、初めて音を認識する。
上記手順にて、人間は音を認識します。
このBの中耳は、
極めて感度が高い器官と言われ、悩める天気痛の原因に繋がっています。
前述でも説明した通り、中耳の働きは音(振動)を電気信号に変換する事。
中耳の働きを抑え、以下の天気痛のメカニズムをみていきましょう!
①悪天候により気圧が急降下
②中耳にある振動を感知するセンサーが、血圧の変化を”音(振動)”と勘違い
→誤作動を起こし、脳へ電気信号を過剰発信する。
③脳は誤作動による電気信号に過剰反応し、交感神経の活動を活発化させる。
④交感神経の活発化により、血管収縮やアドレナリンの誤放出が起こる。
⑤痛覚の神経にストレスがかかり痛みが発症(悪化)
ご理解いただけましたでしょうか??
本来,音(振動)を察知するセンサーが、急激な気圧の変化から誤作動を起こし、脳を過剰に働かせ、痛みが生まれる→それが天気痛であるということ!
耳は音の情報が入っていないのに、脳には音を処理しろ!!と命令が飛び交う。
そりゃ脳はこんがらがるわけですね。
そんな天気痛を予防するためには??
もちろん、天気痛は予防可能です。
以下が予防法になるので、ぜひ試してみてくださいね♪
①酔い止め薬を飲む
天気痛のメカニズムは、車酔いのメカニズムと似ています。情報の相違による脳のパニック症状を防ぐ効果があるので、を服用してみましょう!
②体を暖かく保つ
体を温めることにより血流促進を狙います。血流が良いと、体内の老廃物が体外に排出されるため、ストレスが軽減され、精神状態がリラックス状態になります。
③耳のマッサージをする
耳のマッサージをすることで耳全体のむくみが解消されます。むくみの解消から耳周りの温度が上昇するため、中耳の誤作動を防ぐ効果にも繋がります。マッサージ方法は耳を引っ張りながらぐるぐる回すと良いとされています(10秒間を目安にチャレンジしてみましょう!!)
天気痛に悩める方はぜひ予防法をお試しください!
梅雨のシーズンは特に天気痛が発症しやすいのでご注意を!!!
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