僧帽筋について

2015.10.31ストレッチのポイント未分類肩こりに効くストレッチ

僧帽筋は、肩こりの自覚症状を起こす主要な原因筋として、広く知られています。

この筋肉は、上部、中部、下部の繊維に分類され、それぞれの働きは違っています。後退とは、肩甲骨が脊柱の方向に移動することを指します。また、上方回旋は、後方から見て、右肩甲骨ならば、反時計回りで、下方回旋が時計回りとなります。左の肩甲骨は、この逆となります。僧帽筋が、全体的に緊張すると、肩甲骨を肋骨に安定し、重いものを持ったりすることが出来るように働きます。

 

 

僧帽筋の起始・停止

【僧帽筋の起始・停止】

(起始)

上部は、後頭骨上頂線、項靭帯に付着。

中部は、T1~T6の椎体の棘突起、棘上靭帯に付着。

下部は、T7~T12の椎体の棘突起、棘上靭帯に付着。

 

(停止)

上部は、鎖骨の外方1/3に付着。

中部は、肩甲骨の肩峰、肩甲棘に付着。

下部は、肩甲棘に付着。

【僧帽筋の主な働き】

上部は、肩甲骨を後退、拳上、上方回旋する。

中部は、肩甲骨を後退する。

下部は、肩甲骨を後退、下制、下方回旋する。

僧帽筋のストレッチ

image3 (2)1 背筋をまっすぐ伸ばす。

2 伸ばす方の腕を後ろに回す。

3 頭を反対に押し込む。

ポイント

・背中が丸まらないように。

・しっかりと押し込む。

 

僧帽筋をほぐすことで期待できる効果

・肩こり改善

・首こり改善

 

 

 

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