油断大敵!エコノミークラス症候群とは?
2019.09.08インフォメーション、エコノミークラス症候群、コンディショニング、旅行者血栓症、未分類
みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIの新垣です!
最近は秋が近づいてきて、1年の中でも過ごしやすい気温となってきましたね!
本日は、一時期日本でも注目された、『エコノミークラス症候群』について学んでいきたいと思います!
東日本大震災や熊本地震の際に、車中泊をしている人の間で問題視されていましたね!
また、バスや飛行機などの長時間の移動中にも高頻度で発生するため、旅行者血栓症とも呼ばれています!
この話を聞いてみると、「自分は心配ないな」と思うかもしれませんが、エコノミークラス症候群は誰でもなるリスクがあり、油断は出来ない疾患です!
それではエコノミークラス症候群についてこれから詳しく解説していきたいと思います!
エコノミークラス症候群とは?
初期症状:呼吸困難73%、胸痛53%、不安感31%、冷汗31%、失神27%。
「旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)」の原因として、航空機内などの乾燥した空間の条件や、低い気圧によって体内の水分が蒸散しやすくなり、血液の粘度が上昇してしまう条件が考えられます。
水分の摂取不足や、アルコール等利尿作用のある飲料の摂取なども脱水傾向を招き、血液粘度を上昇させるリスクとなります。
このような状態で長時間座位により下肢が圧迫され続けると、血流が悪くなりうっ血を起こし、血栓が生じてしまいます。これを「深部静脈血栓症」と言います。生じた血栓は、立ち上がった際などに血液の流れに乗って肺の静脈に詰まり、呼吸困難や動悸を引き起こします。これが「肺塞栓症」です。このようにして「旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)」が発症します。
また、デスクワークの方でも発症リスクは高くなってしまいます!
長時間同じ姿勢での作業や、冷房がによって体が冷えてしまい末梢循環が悪くなってしまうことも発症リスクとなる可能性があります!
エコノミークラス症候群を予防するためには?
①ふくらはぎのマッサージ/ストレッチ
長時間座位等による血流の悪い状態、特に下肢(足)の循環悪化を回避するには、歩行などの運動や下肢の循環を良好にするマッサージが有効で、血栓の予防にもなります。
足のマッサージは弾性ストッキングの着用で代用もできます。
②適切な水分補給
血液粘度の上昇を惹起する脱水を防ぐためには適切な水分の摂取が重要ですが、ビールやお茶などの利尿作用のある飲料ではむしろ脱水が助長されます。
③適度な運動
筋肉は使わないと固まってしまい、血液循環の低下や筋力低下が起きてしまいます!
結果としてふくらはぎの筋ポンプの機能が働かず、静脈血がそのまま停滞してしまい下腿のむくみや血栓の原因となってしまいます!
1時間おきに背伸びをするようにして、筋肉に刺激を与えだけでも、これらの症状には効果的です!
理想は週に1回以上、60分ほどの運動を行なっていくことです!
全身の循環改善や筋力向上が期待できるため、病気の予防はもちろん健康寿命を伸ばしていく効果も期待できます!
〜まとめ〜
いかがでしたか?
あまり馴染みない疾患に感じていたかと思いますが、
現代の日本人では発症頻度のが意外と高い疾患ですので、十分に注意していきいましょう!
一番の予防策は、やはり運動習慣を身につける事です!
あなたも是非、ASPIで健康的な体を作り上げていきましょう!
また次回の投稿もお楽しみに!
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