筋肉が固まる原因について
2016.04.17未分類
今回は「筋肉が固まる仕組み」について解説していきたいと思います。
・筋肉が収縮する時の仕組みについて
筋肉が収縮する時は、運動神経繊維の末端から「アセチルコリン」が放出されます。
アセチルコリンが放出される事で、筋繊維から終板電位が発生します。
筋繊維から終板電位が発生する事で、筋繊維から「活動電位」が発生します。
活動電位が筋繊維の「横行小菅」に伝わる事で、筋小胞体の終末槽から「カルシウムイオン」が細胞質内に放出されて、
ミオシンフィラメントの間にアクチンフィラメントが滑り込んできて、収縮する仕組みになっています。
アクチンフィラメントが滑走してきた際に、カルシウムイオンを筋肉内に取り込むため、
「日常的に運動習慣」がある方は、上記のように筋肉内のイオンバランスが適切に保たれています。
・筋肉が固まる理由
意図的に動かした場合ではなく、筋繊維に大きな負担(同じ姿勢をとり続ける)等が起る事で、筋小胞体が破壊されて、筋小胞体から、カルシウムイオンが無くなっていってしまいます。
この時、意図的に行われた筋収縮ではないため、活動電位が出ないため、カルシウムイオンが放出されずに、収縮してしまうため、伸縮性が失われてしまいます。
拘縮してしまう事、血流が阻害され、代謝産物が蓄積し、ブラジキニンが産出されて、
「痛み」へと繋がっていきます。
この時、同時に「プロスタグランジン」も放出される事でブラジキニンの発痛作用が増大されてしまいます。
筋肉が痛みの発生源になってしまうと
筋肉が痛みの発生源となってしまう事で、反射性の筋収縮が起こってしまい、スムーズな働きが出来なくなってしまいます。
また、筋拘縮が起こる事で、血管収縮が加わり、痛みの悪循環が出来上がってしまいます。
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