脳のストレッチ!?筋弛緩法!
2019.07.23コンディショニング、コンディション、ストレッチ、未分類
こんにちは!パーソナルジムASPIの安部です(^ ^)!🍡
今回は日々の生活や仕事で精神的に疲れた方にオススメしたい「筋弛緩法」について説明して行きます!
「毎日のルーティーンで疲れている」
「個人的な悩みを深夜まで引きずっている」
「大切な予定の前夜で緊張が解けない」
さまざまな理由で脳が休まらず、寝つきが悪いという悩みを持っている方は多いはず。
そこで試してみてほしいのが、簡単なのに効果絶大なリラクゼーション法 「筋弛緩法」です。
ヨガのクラスなどでも同じような手法が取り入れられていることも多く、広く愛されているメソッドとして近年再注目されています!
筋弛緩法とは!?
筋弛緩法とは、アメリカの神経生理学者エドモンド・ジェイコブソン博士が1930年代に考案したリラクゼーション法で、正式名称は「漸進的筋弛緩法」といいます。
人は不安や緊張、恐怖などのストレスを抱えているとき、無意識のうちに身体に力が入っています。これはイコール、筋肉が緊張状態になっているということ。
筋弛緩法はこの緊張状態を解消し、筋肉の完全な弛緩へと誘導するというものです。身体の各パーツの筋肉を意識的に緊張させたあと、力を抜いて緩めることを繰り返していきます。
認知行動療法(感情や気分に影響を及ぼしている偏った物事の捉え方を修正し、思考のバランスが取れるようにしていく治療法)の一環として行われており、不眠の解消に役立つことでも知られています!
まず、身体に力が入っていることを認識し、その力をパッと抜くことで筋肉がリラックス。
結果、心のリラックスにもつながり、安眠などの効用につながるというのが大まかなメカニズムです!
筋弛緩法のメリット
・身体の緊張が解きほぐされ、心もリラックスする
身体の緊張がほぐれることで、自然と心もリラックスします。結果、イライラや漠然とした不安感、気分の落ち込み、無気力などの解消にもつながりやすくなります。
ポジティブな思考になれます(^ ^)!
・寝つきや睡眠の質の改善に貢献
身体がリラックスすることで副交感神経が優位な状態になり、スムーズに眠ることができるようになります。実際、睡眠の質もアップしたという研究結果もあります。
快眠になることで体の疲れも取ることができますね!✨
筋弛緩法のやり方
基本的な筋弛緩法の方法
①力は全力で入れるのではなく、70~80%程度の力で、ギューっと全身の筋肉に5~8秒程度力を入れる。
②その後、スッと力を抜き、10秒間ほど脱力しましょう!
※②が特に重要で、この時にいかにリラックスできるかがポイントです!
それぞれの部位の筋弛緩法のやり方
両手
両腕を伸ばし、手の平を上にして、親指を曲げてギュッと握る(10秒間緊張)→手をゆっくり広げ、膝の上において脱力(15~20秒間)
両腕
力こぶを作るように腕を曲げ、脇を締めてギュッと力を入れる(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)
背中
曲げた上腕を外に広げ、肩甲骨を引きつける(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)
肩
両肩をグッと上げ、耳まで近づけて力を入れる(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)
首
右側に首をひねって力を入れる(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)左側も同様に
顔
目と口をギュッとつぶり、奥歯を噛みしめて顔全体を顔の中心に集めるように力を入れる(10秒間緊張)→ポカンと口を開けて脱力(15~20秒間)
お腹
お腹に手を当て、お腹をへこませる。そのまま、その手を押し返すように力を入れる(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)
最後に全身:
これまでにおこなったパーツすべて=全身の筋肉に力を入れる(10秒間緊張)→脱力(15~20秒間)
身体の緊張はいきなりほぐそうとしてもなかなか難しいため、まずは力を入れて筋肉を最大限に緊張させ、次にスーッと力を抜くのがポイントです!
これを繰り返すことで、自分である程度意識して力を抜くことができるようになる、というのが筋弛緩法のいいところです😊
まとめ
いかがでしたか👀?
最近疲れている、寝つきが悪いなどの症状がある方は試してみてください!(^ ^)
また、ストレスやイライラにも効果があるので、定期的に行っていくのもいいですね!
今回はここまで!次回をお楽しみに(^ ^)🍡🍵