遠心性神経と求心性神経について
2015.11.19斜角筋症候群・胸郭出口症候群に効果のあるストレッチ方法、未分類、遠心性神経と求心性神経について
求心性神経と遠心性神経について
筋肉を構成する筋繊維には、通常の運動に関わる吸い「錘外繊維」と筋肉内にあり、筋肉の収縮状況を感知する筋紡錘内の「錘内繊維」の2種類があります。
α運動神経とは
錘外繊維を収縮させる、遠心性神経はα運動神経と呼ばれる太い運動神経です。
γ運動神経とは
γ運動神経とは、筋紡錘の中にある錘内繊維を収縮させる遠心性神経の細い運動神経となります。
求心性神経
筋紡錘の錘内繊維には、求心性神経が巻き付いており、錘内繊維の収縮や伸展を感知し、インパルスを生じさせます。
上記の情報だけでは、分かりにくいと思いますので、更に詳しく解説していきたいと思います。
大きく分けると、神経には2通りの情報の伝わり方があります。
神経系の伝わり方1・遠心性神経
中枢(脳)から末梢(身体の各部位)へ
中枢から末梢へ伝わる神経回路を
「遠心性神経」と言います。
遠心性神経は筋肉を動かす為の情報を伝えます。
筋肉等自分の意志で動かすことの出来る筋肉を骨格筋といいます。
一般的には、「運動神経」と呼びます。
つまり、「運動神経が良い」というのは、脳から身体へ指令を伝える能力が高い!という事です。
一方、胃腸など自分の意志では動かす出来ない内蔵を司っている遠心性神経を
「自律神経」と呼びます。
神経系の伝わり方2・求心性神経
末梢(身体の部位)から中枢(脳)へ
これを求心性神経と呼びます。
求心性神経にも2種類の神経回路があります。
1つは温度などを感じた時に感じる「体性神経求心路」
もう1つは内蔵の感覚を伝える「自律神経求心路」です。
まとめ
神経を機能で分けた場合
「遠心性神経」と
「求心性神経」があり、
それぞれ、体性神経と自律神経があるという事です。
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