産後の骨盤について、徹底解明!!
2019.02.07ストレッチ、トレーニング、パーソナルジム、筋トレ
こんにちは!パーソナルジムASPIの酒井です🌞
今回は、「産後の骨盤」についてご紹介したいと思います。
出産を終えた女性の悩みの1つとして「骨盤」が開いてしまうといった声をよく耳にします。
今回はこの「産後の骨盤」に対する女性の悩みを、解決していきたいと思います!
産後の骨盤はどうなっているのか、そもそも骨盤とはなんのか。
ぜひ今回の投稿を読んで、インプットしていってください^ ^
○そもそも「骨盤」とは?
「骨盤」とは医学的には、
「腸骨・恥骨・坐骨を合わせた総称の寛骨・仙骨・尾骨からなる部分」
と定義されています。
骨盤内の関節としては仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節部分が可動域としてあるのみです。
なので、骨盤自体は可動性が低いため、「骨盤の変形」は妊娠や怪我などの外から強い力が加わるといった特殊な状況でない限りほとんど起こることはないのです!
○産後の骨盤状態とは?
妊娠中は、女性の骨盤腔内には胎児がいるため骨盤腔内を広げようと「レラキシン(リラキシン)」というホルモンが分泌され、骨盤関節部の靭帯を緩めます。
この緩むことによって胎児が産道を通れるようになります。
しかし産後はその必要がなくなるため「オキシトシン」というホルモンが分泌されて緩くなった靭帯が戻ろうとします。
本来であればこのまま元に戻るのですが、出産を重ねると元に戻りにくくもなります。
○なぜ元に戻りにくい?
上記のように、産後「オキシトシン」が分泌され元の状態に戻るよう生理的作用が働きます。
しかし、骨盤周辺の骨盤を引き締める筋肉が弱かったり、悪い姿勢になどにより骨盤が歪んでしまいしっかり働かなかったりすると、骨盤は開いたまま固まってしまいます。
出産を重ねると、骨盤が開いた状態が長く続くことになるので骨盤周辺の筋力が低下しており自然と元に戻るのは、難しいです。
○骨盤矯正とは?
よく耳にするのは「骨盤矯正」というワード。ではまずこの「骨盤矯正」はいつから始めるべきでしょうか?
これは諸説ありますが、ここでは
・普通分娩であれば産後1ヶ月
・帝王切開であれば産後2ヶ月
ごろから始めることを推奨させていただきます。
なぜ?
産後の母体は想像以上に疲れています!
プラス乳児期には数時間おきに授乳をしなければなりません。これは睡眠時間を削りながら行うので、とても大変です。
また、生活リズムもしべて赤ちゃん中心となります。
なのでとても大変です。初産なら尚更です!
まずは赤ちゃん中心の生活リズムに慣れつつ、ゆっくり体を休めることが最優先です。
個人差はありますが、「オキシトシン」の分泌は産後半年から約1年ほど続き、骨盤は緩んでいるため動きやすくなっています。
なので、産後急いで始めなくても大丈夫です^ ^
帝王切開の場合は、普通分娩に比べて骨盤は開きにくいですが産後の母体の回復は遅いです。
そもそもお腹を切っていますから腹筋に力が入りにくく、立ち上がり動作や歩行動作がとても大変です。
なので、お腹の傷の回復+赤ちゃん中心の生活に慣れることも考えると2ヶ月近くはお休みしても問題ないと思います^ ^
また、帝王切開の場合はそれほど骨盤へ負担がかからないのでは?と思われがちですが、そうではないのです!
帝王切開であろうと、「レラキシン(リラキシン)」は分泌されいるのと、骨盤周辺+お腹が筋力低下しているのは間違いありません。お腹の傷もあるので、筋力回復も時間がかかります。
実は骨盤だけではなく、その周辺にも大きな影響があります!
○元も戻すには筋トレが重要!
上記でも紹介しましたが、骨盤周辺の筋力が低下していますので筋力を回復し、骨盤も正常に戻さなければいけません。
骨盤矯正ベルトはとても便利なので、もちろん活用していただいて構いません^ ^
プラスで、骨盤を引き締め安定させる筋肉を鍛えることが大切です。
・腹筋群
・臀筋群
・内転筋群
・骨盤底筋群
上記が主に大切な筋肉になります!
筋力をつけて自前のコルセットで骨盤を安定させられるのが理想です!
○まとめ
いかがでしたか?
今回の投稿を読んで、「産後の骨盤」についてインプットできましたね^ ^
現在、ASPIには産後の方も多く通われています✨
出産前の体に戻りたい!また、それよりも良いスタイルを手に入れたい!という方もいらっしゃいます。
ぜひ産後の骨盤周りが気になる際には、一度お越しください^ ^
一緒に楽しく、理想のボディを手に入れましょう!
以上!
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