ハムストリングについて
2015.09.28ストレッチのポイント、腰痛に効くストレッチ
ハムストリングとは
ハムストリングとは、下肢後面の筋肉の総称で別名ハムストリングスとも呼ばれています。
『ランナー筋』とも呼ばれ、走ることが多い人は発達が目覚しいです。特にスプリンターのハムストリングは、よく発達しています。
膝を屈曲して、股関節を伸展する動作は、まさにダッシュする時の動きです。
この筋肉は、外側と内側の筋に大別できます。外側は大腿二頭筋で、内側は半腱様筋、半膜様筋です。
これらの筋は、微妙に股関節と膝関節の内旋外旋を調節しながら屈曲伸展を行います。
触診は大変簡単です。大腿の裏に力を入れて、外側の筋肉は大腿二頭筋で、内側は半腱様筋、半膜様筋となります。
ハムストリングの起始・停止
【ハムストリングの起始・停止】
(起始)は
ハムストリングは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称です。下腿に付着しています 。
(停止)は
坐骨に付着します。大腿二頭筋は大腿骨にも付着しています。
【ハムストリングの主な働き】
基本的には膝関節の屈曲と股関節の伸展という働きです。ただし3つの筋肉によって股関節・膝関節の内旋・外旋が加わってきます。
ハムストリングのストレッチ
ハムストリングのストレッチには前屈のストレッチが有効です。
ポイントは、膝が曲がらないように体を前に倒していく事です。
つま先は倒した方がハムストリングの伸びが強くなります。
硬くて伸ばしづらい場合は片足ずつのストレッチが効果的です。
左画像のように体を開くことで腹斜筋も同時に伸ばすことが出来ます。
前屈のストレッチは、腰痛の改善に効果的です。
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