大臀筋について

大臀筋

大臀筋は股関節の屈曲筋ですが、外旋の働きもあります。臀筋群の中で最も大きく最も表層にあります。

大臀筋の下には中臀筋があり、更にその下には小殿筋があります。

大臀筋を触診するのは容易です。いわゆるヒップの膨らみがその筋腹です。

この筋肉を緊張させるのは容易ですが、過度に緊張させるには四つん這いになって脚を持ち上げる、股関節を伸展した時に大臀筋は緊張します。

【大臀筋の起始・停止】

（起始部）

後殿筋線の後方、仙骨・尾骨の外側縁、胸腰筋膜、仙結節靭帯らに付着。

（停止部）

浅層は、大腿筋膜の外側部で腸脛靭帯に移る。

深層は、大腿骨の臀部粗面に付着。

【大臀筋の主な働き】

股関節を伸展、股関節を外旋する。

デッドリフトやバックエクステンションなど、背中の筋肉を鍛える筋力トレーニング種目

（下半身を土台として上半身に負荷がかかる種目）では、大臀筋が補助的に働きます。

また、大臀筋はウォーキングや階段登りなど日常の動作においても使われる筋肉の一つです。

大臀筋を伸ばす事による効能

・腰痛緩和

・ガニ股改善

・膝痛緩和

大臀筋が拘縮している場合は、大臀筋をストレッチする事で、上記症状の緩和が見込めます。

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１　足を肩幅程度に広げて足を90度程曲げます。

２　伸ばす方の足首をもう片方の膝の上に乗せます。

３　腕で支えながら胸を足に近づけます。