膝窩筋について
2015.09.22ストレッチのポイント、腰痛に効くストレッチ
膝窩筋(しつかきん)とは
膝窩筋(膝下筋)とは、文字通り膝関節の裏についています。
膝関節を曲げる働きと、膝関節を僅かに内旋する働きがあります。
非常に小さな筋肉で、大きな屈曲筋の補助的な役割を果たします。
この筋肉を確かめるには、膝裏のやや下を触診して、膝窩に力を入れます。
更に膝関節をやや屈曲状態から内旋した状態で力を入れてみます。
すると、深層に小さな筋肉の膨らみを確認することが出来ます。
判りにくい筋肉ですが、確認することが可能です。
膝窩筋の起始・停止
【膝窩筋の起始・停止】
(起始部)は
大腿骨の外側顆に付着しており、
(停止部)は
脛骨の上部で後面に付着しています。
膝窩筋のストレッチ
膝窩筋のストレッチは左の画像のようなポーズをとることで伸ばすことが出来ます。
ポイントは、膝を曲げないようにしてかかとは床につけることです。
膝窩筋のすぐ上に脛骨神経という神経が走っている為、膝窩筋のストレッチは痛みが強く出やすいです。
一緒に走っている血管も圧迫され、血流が止まる為、終わった後に血液が一気に流れるようになります。
これがむくみ解消に抜群の効果があるので、少し痛みを我慢しましょう。
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