結局、”神経”ってなんなの?
2020.03.17中枢神経、交感神経、副交感神経、反射、坐骨神経、神経支配比、脳、腰痛、自律神経、運動、運動神経
みなさん、こんにちは!
パーソナルジムASPIの大塚です!
本日は、意外と皆さんがご存知ない神経について概要をお伝えします!
「リラックス時は副交感神経が優位である」
「運動神経が良い」
「脊髄を損傷すると身体が動かなくなる」
一度は聞いたことのある、こうした内容がつながってきますので、是非最後までご欄ください!
では、早速いってみましょう!
神経とは?
そもそも神経とは、身体の中のあらゆる情報を伝達しあうネットワークのことです。
神経系は、中枢神経と末梢神経の大きく2つに分けられます!
中枢神経は脳と脊髄に分けられ、抹消神経は体性神経と自律神経に分けられます。
そして、体性神経は運動神経と感覚神経に、自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。
分類すると下記画像のようになります!
それぞれの神経の役割
まず神経には、からだの各部分に網の目のように張りめぐらされた細かいネットワークの末梢神経(まっしょうしんけい)と、そこから集められた情報がさらに集まっている中枢神経(ちゅうすうしんけい)とがあります。
【中枢神経(ちゅうすうしんけい)】
脳と脊髄からなっていて、全身に指令を送る神経系統の中心的なはたらきをしています。
脳は頭蓋骨によって、脊髄は脊柱によって守られています。
非常に大事な器官ですので、しっかりと骨で守られているのですね!
【末梢神経(まっしょうしんけい)】
中枢神経と、からだの内外の諸器官に分布する神経とを結び、情報の伝達を行っています。
具体的には身体抹消から刺激を受け、脳、脊髄からの命令を抹消に伝える神経です。
末梢神経はさらに体性神経と自律神経に分かれます。
●体性神経
体性神経は知覚や運動をつかさどり、感覚神経と運動神経に分かれます。
具体的に言うと、感覚神経で情報を受け取り、その情報が脳で処理され、運動神経を通じて筋肉に指令を伝える、といった流れです!
●自律神経
自律神経は意思とは無関係に内臓のはたらきを調整し、反対の作用をする交感神経と副交感神経に分かれます。
具体的にそれぞれの神経が優位になるとどうなるのか、それぞれの作用の一例を示します(⇔の左が交感神経の興奮によるもの、⇔の右が副交感神経の興奮によるもの)。
・瞳孔……拡大⇔収縮
・唾液腺……少量の濃い液分泌⇔大量の薄い液分泌
・末梢血管……収縮⇔拡張
・心拍……促進⇔緩徐
反射とは?
先ほど、身体が動く仕組みとして「感覚神経が情報を受け取り、その情報が脳で処理され、運動神経を通じて筋肉に指令を伝える」とご説明しました!
図示するとこのような流れです!
大脳が命令を下します!
しかし、例えば熱いやかんに手を触れたときなどは、とっさに手を離しますよね?
実はこの時、命令は大脳まで届かずに、脊髄が命令を下し、即座に運動神経から筋肉へと反応が起こります。
図示するとこのような流れです!
一刻も早く身体を動かさないと危険なため、大脳まで情報を届けている時間が無いのです!
こうした大脳を経由しない反応を反射と言うのです!
【反射の例】
・ひざの下をたたくと、足がはね上がる
・目の前で手をたたかれたので、思わず目を閉じた
・ころんだとき、手が前に出た
・指先を針でついて、思わず手を引っ込めた
危険回避や生命維持のため、この反射は人間に生まれつきそなわっているのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は神経の概要のみ簡単にお伝えをしましたが、非常に奥が深いので今後も何度かにわたって、神経のご説明をしていこうと思います!
是非、楽しみにお待ちください!
本日は以上となります!
次回もお楽しみに〜!
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