GI値とは
2016.03.14血糖値について
今回は、GI値について解説してきいきたいと思います。
GI値とはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間前までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。
炭水化物など食品を摂取すると胃や小腸で消化されブドウ糖として血管内に入ります。
ブドウ糖が血液中に増えることで血糖値が上がるので、血糖値を下げる為に膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンが分泌されることでブドウ糖を筋肉や肝臓など全身の細胞に送ることで血糖値を下げます。
インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制するので組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
食後急激に血糖値が上がってしまうとインスリンの分泌が少なかったり、タイミングが遅かったりすると血糖の処理が上手くできなくなってしまうと、血糖値が下がりずらくなります。食後血糖値が慢性的に続くのが糖尿病というわけです。
GIが高い食品は一気に血糖値を上昇させるためインスリンが上手く分泌されなくなってしまいます。
GIが低い食品は、糖が穏やかに取り込まれ、血糖値の上昇も緩やかになるので、インスリンも上手く働き糖が組織に吸収されます。
高GI値 70以上 ジャガイモ・白米・ケーキ・白パンなど
中GI値 56~69 サツマイモ・全粒粉製品・うどん
低GI値 55以下 野菜・低炭水化物製品・肉
タンパク質・脂質・食物繊維が多く含まれる食品はGI値が低いです。
グルコース(ブドウ糖)が多く含まれる食品はGI値が高いです。
果物などは糖質は高いので糖質制限では気を付けたい食品です。
意識して食品を摂取していきましょう!
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